2012年5月19日土曜日

ジブリの復習でもしとくか。って言いながら、「個」について考えてしまう

ジブリ映画って(売上はともかく内容が)いつから低下したの
http://matoneta.doorblog.jp/archives/7238316.html

ジブリは日本を代表する映画会社だ。そういっても過言でないほどに名作を世に送り出しているし、その売上高も凄まじいと思う。だからこそ、その経営面でのカラクリを知りたくなるし、「ジブリ作品でどれが好き?」の話題で盛り上がれるんだと思う。おれがジブリを映画館で見たのは、『もののけ姫』、『崖の上のポニョ』、『借り暮らしのアリエッティ』かな。他の作品もテレビで何度も見ているし、DVDでわざわざ借りてきたのもあるし、全作品見ているかもしれない。

▼今までの作品一覧
タイトル 監督 公開日 時間

風の谷のナウシカ 宮崎駿 1984年3月11日 116分
天空の城ラピュタ 宮崎駿 1986年8月2日 124分
となりのトトロ 宮崎駿 1988年4月16日 86分
火垂るの墓 高畑勲 1988年4月16日 88分
魔女の宅急便 宮崎駿 1989年7月29日 102分
おもひでぽろぽろ 高畑勲 1991年7月20日 119分
紅の豚 宮崎駿 1992年7月18日 93分
平成狸合戦ぽんぽこ 高畑勲 1994年7月16日 119分
耳をすませば 近藤喜文 1995年7月15日 111分
もののけ姫 宮崎駿 1997年7月12日 133分
ホーホケキョ となりの山田くん 高畑勲 1999年7月17日 104分

千と千尋の神隠し 宮崎駿 2001年7月20日 125分
猫の恩返し 森田宏幸 2002年7月20日 75分
ハウルの動く城 宮崎駿 2004年11月20日 119分
ゲド戦記 宮崎吾朗 2006年7月29日 116分
崖の上のポニョ 宮崎駿 2008年7月19日 101分
借りぐらしのアリエッティ 米林宏昌 2010年7月17日 94分
コクリコ坂から 宮崎吾朗 2011年7月16日 91分

一覧にしてみると分かったが、かなり見ているし、好きな作品も多い。DVDを持っているのもあるし、テレビで録画したもので保存してあるのも2つある。単純に自分が好きなだけじゃないかと思えてきた。確かにアニメ映画は好きだ。ピクサーもエヴァもサマーウォーズも映画館にいくほどだ。宣伝にやられているのかもしれないし、物心ついたときからテレビのアニメ文化に触れて育った環境かもしれない。そこを紐解かなくても単純に好きで良いと思う。



近藤喜文 こんどうよしふみ


さて、リンク先のジブリの低下うんぬんの話に戻るけれど、近藤さんというアニメーターの方が亡くなったせいでジブリが面白くなくなったと書いている人がいて感銘を受けた。団体や物事の事象をみるときに、それらをまとめた視点でものを考えがちだけど、実際は人が重要だったりする。この人がいたおかげで成り立つ。そういうのは本当に存在するのだ。唯一無二の感性。その人にしかない個性。それは、実際に周りで接していないと分からないし。制作の現場を見てこそ分かる部分があるのだと思う。会ったこともない近藤さんに思いを馳せるのは、ジブリという大きなチームに所属していた、名のある宮崎や高畑が取り合ったという逸話があるから、だと思うが。ひとりの人間の力を見つめて、それについて考えていける人間になりたいと思った。


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