2012年5月13日日曜日

ソロモン流 やましたひでこ「断捨離」 大掃除に余裕があるなら

新・片づけ術「断捨離」


主婦のやましたひでこ(57)は
「断捨離」というモノの片づけ方を発表して、
一躍時の人となりました。

テレビ東京系の番組「ソロモン流」では、
主婦のやましたにクラターコンサルタントという
聞き慣れない職業を当てはめて紹介します。

この言葉はやました自身が考えたもので、
クラターは、ガラクタからとった言葉のようです。
ここから「クラターコンサルタント」です。


さて、「断捨離」ですが
片づけの「技術」というよりは、
「行法」を表現した言葉だそうです。

物から解き放たれようとする行であり
行動哲学ということだそう。

おかしな言葉ばかりを並べるやましたさん、
この専門用語を多用して煙に巻くやり方が、
この手の人間が得意とする方法なのか。
まるで自己啓発セミナーのように感じてしまいます。


まあ、そんなことは置いておき
断捨離の内容に注意を向けましょう。
断捨離自体は、とても良い考え方だと思うので。

まず、彼女のいう断捨離がどういうものかというと、
このキャプチャーを見て感じていただきましょう。

究極の「断捨離」の姿
あまりにも物がなくて不安になりますが、
「これで足りているのか」という問いに、
「足りてるというよりは困ったことはない」とドヤ顔

モノが少ないと突っ込まれたときの返答。ドヤッ

そして、冷蔵庫もこの空っぽ状態です。
「エコ」を追求した地球に優しい人です。

笑顔だと主婦っぽくて安心する





▼断捨離の背景

さあ、やましたさんがいう「断捨離」が
どれほど厳しい行なのか分かったところで、
わたしたちはわたしたちなりの
自分に合う心地の良い断捨離
を取り入れていきましょう。

ヨガを学んでいたやましたさんは、
日本密教の聖地である高野山にいき、
この何もない空間に感銘を受けたといいます。
これは本当に美しいです。

高野山には100以上の宿坊寺院があるそうだ
お部屋。とても美しい。


▼キッチンの整理

物を片付けるときの基本の考え方は、
「3つのエリアに分ける」です。

例えばキッチンでしたら、
  • 食材
  • 調理
  • 食器
に分けていきます。
さらに、それを3つに分けます。
2つだと少なくて、4つだと多すぎる、ということですが
ここは自分なりに変更しても良い部分ですね。

3つに分けていくとこんな感じ



▼「七・三・一」の法則

「断捨離」にある唯一のガイドラインは
「「七・三・一の法則」です。

これがとても面白いと思いました。
実践するときの指標となります。
数値目標。




  1. 見えない場所の収納は「七」
  2. 見える場所の収納は「五」
  3. 見せる場所は「一」

なぜ「7」なのか
なぜ「3」あけているのか

3割あけている理由は、
あけている空間を「モノの通り道とする」。
この空間があることで、
出し入れがスムーズに行えるように。

「七」の残り3割はこれくらい空ける

たしかに、掃除をして収納にモノを詰め込んだとき
すごく出し入れがしにくい状況が生まれます。
モノが多いのか、収納が少ないのか
ここは意見が分かれるところだと思いますが、
モノの通り道を作るのは良さそうです。




 
  1. 見えない場所の収納は「七」
  2. 見える場所の収納は「五」
  3. 見せる場所は「一」

次に、見えてしまう場所、見える限りは美しくいきたい。
空間で演出することにより、美しく引き立てててくれます。

 「五」は、だいたいこのくらい

ここで気を付けたいのは
5は「見える場所」の収納です。

見える場所を作るのか作らないのか
自分の持つスペースを考えて
すっぱり切ってしまっても良い部分です。





  1. 見えない場所の収納は「七」
  2. 見える場所の収納は「五」
  3. 見せる場所は「一」

茶室の掛け軸や一輪ざしの花を意識した状態。

空間がたっぷりあると、どんな物を置いても引き立つ。
これは美しさの基本かもしれません。
日本の美意識にぴったりくる感覚といいますか、
すんなりと教えが頭に入ってきます。

さいごに「一」。見せる場所は、1点だけ。

きっと、この「見える」場所なのか、「見せる」場所なのか
このところを意識すると美しさが変わってくるのだと思います。




こういうタイトルの本を
すことに神経を疑いますが
本は内容を読んでから



▼やましたからのことば

最後に、やましたは
断捨離を実行するときの注意点を述べていました。

自分の利用価値のないものが
利用価値の高いものを圧迫していてはダメ。
自分とモノがどういう関係で置かれているかを見ていく。

モノと自分がどんな関わり方をしているのか
これを考えるプロセスにも断捨離は役立ちます。
モノとの関係が終わっているなら、
そのモノに別れを告げて卒業していく作業が大事です。

ただし、これはそれぞれのシュチュエーションがあるので
決して無理強いをしてはいけません。

「断捨離」の目指すものは、ご機嫌です。
ご機嫌なあなたを作るためには、ご機嫌な空間が必要。
だからこそ、モノを規制しましょう。
背筋がシャンと伸びるように。


ヨガでも宗教でもない、昔からある大切な価値感。

その価値観を「断捨離」と名付けて
ここまで広めたやましたさんは凄い人だと思います。



スケジュール帳
金の亡者というのは
中身を確認してから 




▼更新

やましたさんの本のレビュー欄おもしろいです。


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