2012年8月31日金曜日

インテリアのエイジングテクニック アメリカUSED家具







「エイジング」といわれてピンとこなくても
  • 使い込まれた風合いを出す
  • アメリカUSED家具のペンキがはがれたあの渋さ
  • 古き良きものを大切に何世代と受け継ぐ
などのキーワードを出すとイメージがつかめるかもしれません。

古びたボート
ここではインテリア(机や作業台、ショップの壁面内装)の
エイジングテクニックをいくつかメモしていこうと思います。



▼エイジング・テクニック
  • 色を塗り重ねて剥がす
  • 錆をつけて味を出す
  • 年月を感じさせる傷をつける



▼道具や材料

水性ペンキ
油性ペンキ
オイルステイン
ラッカースプレー
曇りガラススプレー(!)

微妙な色を出すときにはアクリル絵の具を使ったり
ステンレスやアルミなど金属の下地には
メタルプライマーという下塗りスプレーを使ったり。


塗る道具:ハケ、筆、スポンジ、スパチュラ
削る道具:サンドペーパー、棒やすり、ワイヤーブラシ、スクレーパー
他の道具:金槌、ドライバー、でんぷんのり、ガスバーナー



▼テクニック

(1)ペンキに立体感を持たせる

水性ペイントに消石灰を混ぜる。
ペンキの滑らかさをザラザラにすることが出来る。


(2)やすり傷を浮かせる

下地の上に色を塗り重ねて、やすりで擦って下地の色を出す。
かすれた風合いを醸し出せる。


 (3)剥げたようなペンキ

下地のペンキの上に「でんぷん糊」を薄く塗り、
糊が乾かないうちに塗り重ねる。
ドライヤーで乾かすと、糊とペンキの収縮率が違うため、ひびが入る。
古いボートのペンキが剥げたような感じになる。



(4)ペンキが飛んだような跡をつける

ドリッピング(ハケについたペンキを飛ばす)するときは、
三色以上重ねると雰囲気がでる。


ドリッピング




(5)アンティーク感を出す

紅茶染めでアンティークペーパーを作る。

アンティークペーパー



▼おまけ

アンティークペーパーに花の絵を描いた作品
ロバート・クシュナー
http://www.tcn.zaq.ne.jp/akadj006/robert%20kushner.htm

Robert Kushner

▼エイジングの見本集と成功例


作業台
condense

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