2013年3月20日水曜日

写真新世紀と木村伊兵衛写真賞



▼写真新世紀

キャノンが写真表現に挑戦する新人の発掘と育成を目的とした
文化支援プロジェクトが写真新世紀といいます。

全国的には意外と知られてなくて驚きます。
写真の大きなアウォードといえば木村伊兵衛賞
これに比べれば、写真新世紀は知られていなくても
当然なのかもしれません。

2006年に写真新世紀を受賞した高木こずえは
2009年に木村伊兵衛を受賞しているので
少なからず影響力はあるのかなと思っています。

http://web.canon.jp/scsa/newcosmos/interview/2006/cozue_takagi/index.html



▼高木こずえ

高木こずえ


▼木村伊兵衛写真賞

きむらいへいと読みます。
土門拳と同時代に活躍していた女性ポートレイトの上手な写真家。
正直、木村伊兵衛賞は新聞でも見かけることがあるので
賞自体は一般的にも知られていますが、
木村伊兵衛その人は知られていないような印象があります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E4%BC%8A%E5%85%B5%E8%A1%9B%E5%86%99%E7%9C%9F%E8%B3%9E


写真のアウォードの話をしている際に
「ホンマタカシって写真新世紀だった?」と聞かれて即答できず、
調べてみると、木村伊兵衛を受賞していたのでした。

ホンマタカシ以後の受賞者は、それ以前と比べると
「軽い写真」というか空気感を大切にしているように感じます。
賞の履歴を見てるだけで時間が経ちます。





▼畠山直哉

木村伊兵衛賞を1996年に受賞した畠山直哉は好きです。
展覧会に行った際に写真集を買いました。




ベネチアビエンナーレを知ったのは、この前後でした。
http://www.jpf.go.jp/venezia-biennale/arc/j/13/

ビエンナーレについての過去記事です。
http://underlinedesign.blogspot.jp/2012/09/blog-post_11.html

アート系の記事は不評なのですが、
最近はアクセスも増えてきているようなので
写真家にスポットを当てて更新したいと思います。



▼木村伊兵衛写真賞 40周年記念展

2015年夏に川崎市の美術館で
木村伊兵衛の写真展と
木村伊兵衛写真賞の受賞作品(写真作品)の
展覧会が行われるようです。

入場料も安いのでお近くなら是非。


http://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/kimuraihei40/
2015年07月18日-2015年09月23日
川崎市市民ミュージアム




▼更新
2015.06.17 川崎市ミュージアムの木村伊兵衛賞写真展

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