▼写真新世紀
キャノンが写真表現に挑戦する新人の発掘と育成を目的とした
文化支援プロジェクトが写真新世紀といいます。
全国的には意外と知られてなくて驚きます。
写真の大きなアウォードといえば木村伊兵衛賞
これに比べれば、写真新世紀は知られていなくても
当然なのかもしれません。
2006年に写真新世紀を受賞した高木こずえは
2009年に木村伊兵衛を受賞しているので
少なからず影響力はあるのかなと思っています。
http://web.canon.jp/scsa/newcosmos/interview/2006/cozue_takagi/index.html
▼高木こずえ
高木こずえ |
▼木村伊兵衛写真賞
きむらいへいと読みます。
土門拳と同時代に活躍していた女性ポートレイトの上手な写真家。
正直、木村伊兵衛賞は新聞でも見かけることがあるので
賞自体は一般的にも知られていますが、
木村伊兵衛その人は知られていないような印象があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E4%BC%8A%E5%85%B5%E8%A1%9B%E5%86%99%E7%9C%9F%E8%B3%9E
写真のアウォードの話をしている際に
「ホンマタカシって写真新世紀だった?」と聞かれて即答できず、
調べてみると、木村伊兵衛を受賞していたのでした。
ホンマタカシ以後の受賞者は、それ以前と比べると
「軽い写真」というか空気感を大切にしているように感じます。
賞の履歴を見てるだけで時間が経ちます。
- 第24回(1998年度)
- ホンマタカシ「TOKYO SUBURBIA 東京郊外」「東京郊外」
- 第25回(1999年度)
- 鈴木理策「PILES OF TIME」
- 第26回(2000年度)
- 第27回(2001年度)
- 第28回(2002年度)
- 第29回(2003年度)
- 澤田知子「Costume」
- 第30回(2004年度)
- 中野正貴「東京窓景」
- 第31回(2005年度)
- 鷹野隆大「IN MY ROOM」
- 第32回(2006年度)
- 第33回(2007年度)
- 第34回(2008年度)
- 浅田政志「浅田家」
- 第35回(2009年度)
- 高木こずえ「MID」「GROUND」
- 第36回(2010年度)
- 下薗詠子「きずな」
- 第37回(2011年度)
- 田附勝「東北」
▼畠山直哉
木村伊兵衛賞を1996年に受賞した畠山直哉は好きです。
展覧会に行った際に写真集を買いました。
ベネチアビエンナーレを知ったのは、この前後でした。
http://www.jpf.go.jp/venezia-biennale/arc/j/13/
ビエンナーレについての過去記事です。
http://underlinedesign.blogspot.jp/2012/09/blog-post_11.html
アート系の記事は不評なのですが、
最近はアクセスも増えてきているようなので
写真家にスポットを当てて更新したいと思います。
▼木村伊兵衛写真賞 40周年記念展
2015年夏に川崎市の美術館で
木村伊兵衛の写真展と
木村伊兵衛写真賞の受賞作品(写真作品)の
展覧会が行われるようです。
入場料も安いのでお近くなら是非。
http://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/kimuraihei40/
2015年07月18日-2015年09月23日
川崎市市民ミュージアム
▼更新
2015.06.17 川崎市ミュージアムの木村伊兵衛賞写真展
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