初心に帰れという言葉がありますね
ファッション業界に目を向けたときのことを思い出してください。
物心ついたときから、すぐそばに服があったのなら
ティーンネージャのように好きで好きで仕方なかったとき、
鏡の前にいた時間を思い出してください。
いまその気持ちとのズレを感じているなら
同じことをもう一度やれば良いと思います。
心を空っぽにして、もう一度、
いまお気に入りの洋服を鏡の前で着るだけです。
何が合うか、いろいろと想像して遊んでください。
昔と今は違います。
変わった自分を受け止めて、なおかつ進む。
言葉で聞くと難しく感じますが、意外と簡単ですよ。
昔の人は、うまいこと言いますね。
「頭で考えるより、体を動かす」
▼10代の情熱
ティーンネージャの情熱は
年齢を重ねてから手に入れることはできません。
赤ん坊がすることは全て初体験。
10代になり体の大きくなった子供は
さらにいろんな経験をします。
初めて会う人、初めて見るもの、初めて味わうもの
その初めてに近い経験が
あの熱さを生み出すのだと思います。
身の回りの人に憧れたり、本や雑誌の人物に影響されたり
もちろん、テレビやネットから強烈なインパクトを受けることもあるでしょう。
きっと、小さいころに影響を受けたものは
大人になってもどこかで持ち続けているでしょうし
同じ仕事に就いている人は幸せと言えます。
違う仕事をしている人でも、きっと、糧になっていることでしょう。
中学生の頃、ちょっとでも脚が細く見えるソックスの長さを見つけるのに小一時間かけたり、ちょっとでも目が大きく見えるように目を開けていたらコンタクトレンズが取れそうになったりした、あの気持ちはどこへ行ってしまったのだろう。
— しげるの妹 (@shigeimo) 2014, 1月 12
たまたま見つけたコレ、好きだわー。
▼ジャネーの法則
大人になると「一年が短く感じる」と笑い話をしますが
1年が短くなるわけでは、決してありません。
体の大きさによって体内時計も違うんだという説もありますが
まだまだジャネーの法則が一般的です。
5歳と50歳を比べて、
5歳の1年は、今まで生きた人生の5分の1
50歳の1年は、今まで生きた人生の50分の1
これがよく言われます。
50歳の人が5歳の1年を体験したければ
それは10年だよ、ということです。
数字が大きすぎると、あまりピンと来ません。
ここでは、よく訪れる20代と30代を比較します。
▼計算
1/20(=0.05)と、1/30(=0.033)、この1.7の違いを、人間は感じるのです。20歳の1年を、30歳が感じようとするなら、それは1.7年になり、約1年と8か月です。
逆に、20歳が30歳のときにどう感じるか0.58となり、約7か月です。
▼答え
20歳と30歳の1年の違い
20歳から30歳を見ると、
お兄さんの1年は、君たちの7か月。
30歳から20歳を見るときは、
若者たちは、ぼくらの1年で1年8か月を過ごします。
ポール・ジャネーは、何を伝えたかったんでしょうね。
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