2012年7月17日火曜日

節税と脱税の違い 税金を学ぶ




このような本のタイトルには惹かれますが
経理初心者の方は、まずは基本を覚えましょう

▼「法人税の税率について」
個人事業主のときは利益がそれほどでもなく、税務上では赤字経営が続いていました。法人化させて収益もあがり税金を払うことになりました。

では、税金の割合は何%くらいか?
中小企業に多いが、課税所得が800万円以下の場合の法人税の税率は22%だそうです。

税金を納めるのは、憲法にもあるように国民の義務ですが、「稼いだ金額を盗られるようで嫌だ」という方が多いです。この考え方は、経営者の考え方が身につくと変わるそうです。
  • 仕事をする上で、その地域の法律に従うのは抗えない
  • 国、県、市のすべてに決まりがあり、従うべき
  • 払った税は、その地域に還元される
  • 回りまわって自分の利益になる
このように、大きな視点でみると税金を納めるのは苦にならないそうで
年金保険に対しても、このような考え方になるのだそうです。



『もしドラ』のようなライトビジネス書は
まだまだ流行っているようで


▼控除とは何か?

税金は稼いだお金すべてにかかるのが基本ですが、控除といって税金の対象外になるものがあります。この中で、よく耳にするのが「経費」です。「経費で落とす」という言葉を自営業の方はよく使いますね。

自分たちの会社には、まだまだ必要な備品が揃っていません。これらを経費で買えば、その分の税金は払わなくてよいのでパソコンやカメラを買い換えることにしましょう。ただし、備品を購入した分だけお金は減ります。会社のお金を使っての買物は税金控除の面からみれば得ですが、資本金が減ることを考えれば損になります。


▼経費を使うことは、得なのか?損なのか?

ずっと疑問でした。
「決算前に利益が出ているので経費で備品を買う」
「経費で落とせるから税金が少なくなって便利」
ということばを真に受け、100%経費でおちるんだと思ってましたw100%ってわけではないようですね。だいたい30%ってかんじかな。

▼@節税
http://tax.law110.jp/
http://tax.law110.jp/syougaku.html
『30%OFFだったら買いたいか』が判断基準

▼積極的な節税が経営者を強くする。
http://diamond.jp/category/s-dodgetax
http://diamond.jp/articles/-/854?page=4

会議費は一人当たり5000円まで。社外の人がいることが条件。


▼おまけ。
個人授業主のばあい

http://powerup-life.com/life/jigyounusi-2.html
個人事業主の場合は10万円以下のものは経費で落とせる。

http://setuyaku.org/free/2006/03/post_33.html
http://setuyaku.org/free/2008/02/post_44.html
国民年金・国民健康保険は控除の対象になる。

http://blog.livedoor.jp/zeikin_setsuzei/archives/51048287.html
経費になるもの
  • 水道光熱費
  • 旅費交通費
  • 通信費
  • 接待交際費
  • 消耗品費
  • 地代家賃


▼家賃
http://xn--tiq7g6ew7cm53e.net/%E7%B5%8C%E8%B2%BB%E3%81%AB%E8%A8%88%E4%B8%8A%E3%81%99%E3%82%8B/%E7%B5%8C%E8%B2%BB%E3%81%A7%E8%90%BD%E3%81%A8%E3%81%9B%E3%82%8B%E5%AE%B6%E8%B3%83%E3%81%AF%EF%BC%96%E5%89%B2.html

(個人事業主)
経費で計上できる家賃は6割。

(法人)
自宅で仕事をしていれば2割程度は計上できる。

(法人)
会社名義にすれば5割の計上も可能。



▼車
http://xn--tiq7g6ew7cm53e.net/%E7%B5%8C%E8%B2%BB%E3%81%AB%E8%A8%88%E4%B8%8A%E3%81%99%E3%82%8B/%E8%BB%8A%E3%82%92%E8%B2%B7%E3%81%A3%E3%81%A6%E7%AF%80%E7%A8%8E.html

車は減価償却資産で、耐用年数が6年なので6で割った金額を計上する。4年落ちの中古車を購入すれば、残り2年となり、購入費の半分を計上できる。
  • ガソリン代
  • 駐車場代
  • 車検代
  • 自動車税
上記も維持費として計上することができる。



三角経理とは何か?
家計簿のような現金出納帳をつけて何をしているか。納税の義務にかかる法人税・市民税を払うためにつけているため…なら、話は早い。そんなものは税理士にまかせておけばいいだけのことだ。

そうではなく、お金の流れを把握して内情を把握したり、その情報によって今後の会社の方向性を決定したり、過去のデータ取りから未来を見据えるために、必要なことなのではないか。では、「それ」はどういった表通言語で認識されているのか。その言葉を知らなければ調べようもない。まずは言葉から。

▼営業と財務
営業はモノを売る。財務はお金を管理する

▼財務について
簿記と会計と財務の違いについてまとめてみた
http://d.hatena.ne.jp/gothedistance/20090115/1231946719

簿記。勘定元帳を作成するツール。
会計。貸借対照表や損益計算書を作成する。会社の経営状態を説明するための計算手法。
財務。資金の管理手法。


▼簿記の流れ
  1. 取引発生
  2. 仕訳をする
  3. 元帳を作成
  4. 補助簿を作成
  5. 試算表を作成
  6. 決算書を作成
会計は、企業のシステムを理解する上で「基本的な知識」


▼基本的な業務フロー


「会計」という言葉をキーワードにしよう。




▼更新
2012.12 法人税40%は大企業の税率のため削除
2014.3 税金の記事をひとつに

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